オペレッタ狸御殿 << 2005レビュー >> フォーガットン
主役のクリスチャン・ベイルが、驚異的な激やせ演技で話題になった映画です。本当に歩く骸骨って感じです。
なんで、こんなに痩せてしまったかというと、ほぼ１年間、眠ることができないからなんです。
このクリスチャン・ベイルが演じる不眠に悩む男トレバーの前に、次々と奇妙な出来事が現れてくる。謎の同僚の出現、奇妙な冷蔵庫のメモ用紙、等々・・・。誰かが自分を陥れようとしていると感じたトレバーは、眠れぬ体に鞭打って、その謎に挑み続けるのだが。
（観てから読んで→）
そして、明らかになる真相は、良心の呵責というものなのだが、そりゃ１年間も眠らなければ、幻覚も見るでしょうね。
こういう男がマシニスト=工作機械工として働いているんだから、同僚もたまったものではありません。安全衛生的に問題ありです。
（←ここまで）
シネマ・クレール丸の内にて
−２００４スペイン・米／１０２分−
シアターＦ．通信