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パキスタンで取材していたアメリカの記者がさらわれ拘束された事件のドラマ化作品です。製作にブラッド・ピット（なんでも、原作に感動しての映画化だそうです）、主演はアンジェリーナ・ジョリー。仲がいいですね。
"愛と絆"というサブタイトルをつけるのが日本流。原題は、"A Mighty Heart"だけです。夫が誘拐されて、残された妻は・・・というような夫婦愛的なとらえられ方をされてますが、本来はジャーナリスト魂のようなものを感じさせる映画ではないでしょうか。残された妻といっても、職業はラジオ局の記者なんですから。
冒頭からの、カラチの混沌に放り込まれたような映像は、「ミッドナイトイーグル」の製作陣に見せてあげたいくらい。何が起こっても不思議ではないというか、何かがうごめいているかのようなカラチのカオス。こういう説得力がないといけないでしょ、やはり。
アメリカでは多くのレビューが、この映画（というか事件）の結末はだれでもが知っているというような内容で始まってるけど、そういう結末だとは知りませんでした。これって日本でも常識な事件？
TOHOシネマズ岡南スクリーン９にて
−２００７米／１０８分−
シアターＦ．通信
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