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| ストーリー | キャスト | 感動感銘度 | 衝撃度 | 印象度 | 総合 |
| ２．５ | ３．５ | ２．５ | ２．５ | ２．０ | ５２ |
※各項目は5点満点、総合は100点満点
仲のよくない兄弟三人がダージリン急行に乗ってインドを旅するというこの映画。もちろんその旅行中に紆余曲折があって、兄弟たち三人にいろんな出来事が降りかかる・・・。
最初、ビル・マーレイが登場してきてから、おっと思わせたけど、段々と正直言って飽きてしまいました。
今の自分には、こういう映画に積極的に楽しみを見つけ出そうという気持ちがなくなってしまってるのかもしれません。
オーウェン・ウィルソン、エイドリアン・ブロディ、ジェイソン・シュワルツマンが三兄弟。ウェス・アンダーソンの脚本にロマン・コッポラも参加しているようです。
でも、西洋人が感じるインドへ対するスピリッチュアルな感傷は、どうも心に馴染んできません。
ロマン・コッポラの「ロスト・イン・トランスレーション」での日本への傷心ツアーみたいな感じも、この作品を透かしてみるとなんだかちょっと嫌になってきます。
アジアは、西洋人の心を癒すためのヘルスセンターじゃないっていうの。
なんだか大量のブランドスーツケースを持って、右往左往しているさまを見ると、もうちょっと西洋であることの自信を持ったら、と言いたくなってしまう。
ウェス・アンダーソンのファンのための映画かな。
シネマ・クレール丸の内２にて
−２００８米／１０４分−
シアターＦ．通信
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