この自由な世界で << 2008レビュー >> ウォンテッド(字幕版)
| ストーリー | キャスト | 感動感銘度 | 衝撃度 | 印象度 | 総合 |
| ３．５ | ４．０ | ３．０ | ３．０ | ３．５ | ６８ |
※各項目は5点満点、総合は100点満点
いつもは、この手のホラーは苦手でパスなんだけど、日本が舞台、奥菜恵が出演ということで観にいってしまいました。苦手というのは、いつまでも怖さが後をひいてしまうからなんだけど。
アメリカ人の新婚夫婦が、新婚旅行＆仕事先である日本で遭遇する恐怖の出来事。
このアメリカ人夫婦が、車で移動中、山道で若い女の子を轢いてしまう。そこから始まる恐怖の物語・・・。
奥菜恵が恐怖キャラを演じて、強い印象です。役目もメグミです。長い漆黒の髪と、大きな瞳、白い肌−メグミ、怖いんだよね。でも、紙一重で一瞬かわいいと思ってしまうような、怖さかもしれません。
映画の中の日本の風景は、日本映画で観るのと明らかに違いますね。日本人監督だけど、これはアメリカの目を通しての日本の描写になっています。たいしたものです。
（観てから読んで→）
だけど、なぜにメグミがこのアメリカ夫婦のもとに現れるのか。それは、伝えたいことがあるからなんですね。
メグミへの仕打ちはひどいものです。東洋人だからって、なめてるわけ？ このアメリカ人夫婦に降りかかる厄災は、まあ、ある意味、自業自得と言えなくもない。
要は、復讐の物語だったんですね。だったら、メグミ、もっとやっちまいなー。
だもので、そんなに後を引く怖さではありません。
（←ここまで）
宮崎美子が、「NANA」に続いての母親役です。
TOHOシネマズ岡南スクリーン８にて
−２００８米／９０分（PG-12）−
シアターＦ．通信
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