アリス・イン・ワンダーランド << 2010レビュー >> ソラニン
| ストーリー | キャスト | 感動感銘度 | 衝撃度 | 印象度 | 総合 |
| − | − | − | − | − | − |
※各項目は5点満点、総合は100点満点
精神を病んだ犯罪者が収容されているシャッターアイランドでの不可思議な出来事を描く、マーティン・スコセッシ監督の最新作です。
映画の始まる前から、いろいろなところに謎が仕掛けられているから注意して観ろだとか、結末は決して人に話すなだとか、いろいろと指示が多い映画です。
おまけに、この映画は公開に当たって日本語吹き替え版が"超訳"であるということが話題にもなっていましたね。超訳って、昔懐かしいシドニーシェルダンの出版物ですかね。
超訳って、超意訳ってこと？ よくわからない言葉ですね。
まあ、画面のいろんなところにヒントがあるので、字幕だとそこに注意がいってしまうから、吹き替え版で本来の謎解きのようなものを堪能するようにとの配慮なんでしょうか。
映画のほうは、ディカプリオ演じる保安官がシャッターアイランドに向かうところから始まります。かなり陰鬱な感じのする島で、不穏な気配に満ちています。
登場人物もかなりあやしい人ばかりです。誰が、何をしている島なのか、ここは。
いろんなところに気を配って観ようとしたらかなり気疲れしました。２回目に観ると、ヒントとなるようなものにも気づくのでしょうが、こうやって謎解きのように観る映画だったのかなと思ってしまいます。
なんだか手が込みすぎていて、肝心な最後の部分も逆に意外性が薄くなってしまっているような印象です。
TOHOシネマズ岡南スクリーン１０にて
−２００９米／１３８分−
シアターＦ．通信
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