| ストーリー | キャスト | 感動感銘度 | 衝撃度 | 印象度 | 総合 |
| − | − | − | − | − | − |
※各項目は5点満点、総合は100点満点
「午前１０時の映画祭」に初参戦しました。
今年の年初は、このラインナップをどれだけ観れるか、ということがテーマだったんだけど、いざ始まってみると、かつての名作群というだけでは、日曜日の午前に観にいく動機としては弱いなあと思って面倒になってしまってました。
で、すでに８月ですが、初参戦作品として、「鉄道員」を家人と見に行ったわけです。決して、主体的な行動とは言えませんが。
あまり何も考えずに映画館に行ったら、すでに座席が結構うまってるんですね。チケット買って、中に入っても、全席の２、３列は少し空いていたけど、結構多くの人が来てるんですね。
映画は、鉄道員一家の生活を描いて、なかなか身につまされるようなところがあります。しかも、このままの家族設定で、２１世紀の今の家族としてもあまり違和感はないですね。息子は働かない、娘は父親と折り合いが悪い。そして、悪いことは重なる・・・。
それでも、この一家の末息子の存在が救いになっています。家族の再生の物語なのだけど、世代交代というテーマの作品なのかもと思いました。50歳で代替わりするというのは、上手くいくんだろうなあという感じです。
これだけ人が来ていれば、企画的にはヒットなんでしょうけど、若い人はほとんどいない感じです。たしか、もうひとつの目的であった、若い映画ファンの掘り起こしみたいなものについては、効果が出てるのか気になってしまった・・・。
TOHOシネマズ岡南スクリーン８にて
−１９５６イタリア／ 分−
シアターＦ．通信